帰省や親戚との集まりを終えたあとに、「お年玉を渡しそびれてしまった」 、「現金を用意していなかった」 と気づくこともあるかもしれません。
かつては、お年玉といえば現金を用意するのが当たり前でしたが、キャッシュレス決済が普及した今、現金にこだわらない渡し方も選べるようになりました。実際、日常生活で現金を使わない人も増え、子どもたちのお小遣いの受け取り方も多様化しています。
こうしたキャッシュレスの仕組みは、お年玉に限らず、帰省後のちょっとしたお礼やお祝い、離れて暮らす家族への気持ちを伝える場面でも活用できます。
今回は、現金が手元になくても使えるお年玉の渡し方について、それぞれの特徴をご紹介します。
キャッシュレスでお年玉を渡すという選択肢
年末年始は現金を用意しづらいことも少なくありません。また、離れて暮らす相手にお年玉を渡したいと感じる場面もあるでしょう。そんなときに活用できるのが、キャッシュレスによる送金です。
最近では、相手の口座番号を知らなくても、スマホひとつで完結する仕組みが整っています。
ここでは3つの方法を解説します。
1.スマホ決済アプリ(QR・バーコード決済)
PayPayや楽天ペイといったスマホ決済アプリには、ユーザー同士で残高を送り合える送金機能があります。
相手の電話番号やアプリ専用のIDを指定する方法のほか、受け取り用のURLを発行してメールやSNSで送金することも可能です。
メリット
銀行やATMを利用しづらい環境でも、思い立ったタイミングで手軽に送金できる点が大きな魅力です。
また、アプリによってはメッセージを添えたり、ポチ袋のデザインを選択することができます。
例えばPayPayでは、送金時にアニメーション付きのポチ袋を選び、ひとことメッセージを添えられるため、お年玉らしい演出ができる仕組みになっています。
デメリット
送金機能を使うには、送り手と受け手の双方が同じ決済アプリを利用している必要があります。
また、残高を現金として引き出しにくい場合があり、相手が普段からそのアプリを利用しているか、事前に確認しておくことが大切です。
2.個人間送金サービス(銀行口座への送金)
一部の銀行系アプリには、簡単に個人間送金できるサービスがあります。
銀行口座番号のほか、口座に紐づけられた電話番号やメールアドレスを指定して送金することができます。
メリット
対応する金融機関同士であれば、相手の銀行口座番号を知らなくても送金できるのが最大の特徴です。
また、スマホアプリを通して、24時間365日利用できるため、年末年始で金融機関の窓口やATMが利用しづらい時期でも対応可能です。現金として送りたい時には最適の手段です。
デメリット
すべての金融機関が対応しているわけではなく、相手の口座が非対応の場合は利用できません。
また、一度に送れる金額には上限が設けられており、まとまった金額を渡したい場合には不向きです。相手が現金として引き出す際には手数料が発生する可能性もあります。
3.デジタルギフトカード
実物のカードをイメージされる方も多いですが、AmazonやApple、Google Playなどデジタルギフトはコード(番号)そのものを贈ることができます。特定の店舗や商品に特化したギフトカードもあり、購入後に発行されるコードを、メールやSMSで相手に送信する仕組みです。
メリット
特定のアプリや銀行口座も必要ないため、すぐに贈れるという利点があります。
また、カードのデザインを自由に選べるサービスも多く、メッセージを添えて気持ちを形にしやすい点も魅力です。現金をそのまま渡すよりも、使い道をイメージしやすいというメリットもあります。
デメリット
利用できる店舗やサービスが限定されるため、相手の趣味嗜好を把握していないと使い道に困らせてしまう恐れがあります。有効期限が設定されているものもあるため、相手の年齢や好み、普段の利用環境を考慮して選ぶことが大切です。
おわりに
お年玉といえば現金、というイメージは今も根強くありますが、キャッシュレスという新たな選択肢も選べるようになりました。
現金が手元になくても、離れていても、気持ちを添えて贈る方法があることを知っておくだけで、日常の慌ただしさにも少し余裕が生まれるかもしれません。
現金でもキャッシュレスでも、相手のことを思い浮かべながら、その人にとって最適な方法を選んでみてください。



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