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家庭を築き家計を共有するにあたって、パートナーのお金に対する考え方や使い方を知っておきたいですよね。
今回は相手の金銭感覚を知るための2つの質問をご紹介します。
■パートナーに対する2つの質問
Q1.心に余裕が持てる貯金額はいくらぐらい?
ここでのポイントは、こちらからシチュエーションを提示しないことです。”子供を大学まで行けるようにするための備え”や”家電が故障した時のための備え”など、想定する状況によって金額は異なりますよね。まずは、判断を委ねて相手が安心する貯金額を聞いてみましょう。
Q2.その金額があれば心に余裕が持てると思った理由は?
ここでのポイントはシチュエーションではなく、金額を出した概況を把握することです。想定する状況やお金の使い方から、パートナーのお金に対する価値観が見えてくるはずです。
■答えからわかるパートナーのお金に対する価値観
A1.将来を現実的に捉えているかがわかります。
あまりにも現実離れした金額が出てきた場合、自分の将来像が曖昧で、現状の認識が甘い可能性があります。年収が200万円で貯金額が0円なのに億単位の金額が出されると、口だけの人という印象になりかねません。
A2.お金の使い方がわかります。
金額も大事ですが、貯金をどのように使う人なのかが重要です。
お金の使い方には大きく分けて”浪費” ”消費” ”投資”の3つがあります。ここではパートナーがどのような使い方をするのか確認してみましょう。
- 浪費:ただそのお金があれば働かずに遊べると考えているようなら、享楽優先で浪費するタイプです。衝動的に無駄遣いしてしまい、将来苦労するかもしれません。
- 消費:働けなくなった時の備えと考えているようなら、堅実に貯金しながらも、消費するタイプです。
- 投資:そのお金を元手にお金を増やせるからと考えているようなら、将来を見据えて投資するタイプです。しかし、いきなり大きな利益を求めている場合は、ハイリスクな商品にも手を出す可能性があるので注意が必要です。
■おわりに
いかがでしたか? 相手のお金に対する考え方や使い方がわかれば、後々金銭感覚の違いでびっくりすることもなくなるかもしれません。是非、2つの質問を活用してみてください。
執筆者:鍛治田祐子
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