今からでも大丈夫！超初心者向け外貨投資の基本

今の時代、円を預金しているだけでは勿体無いとよく言われますよね。資産の目減りを防ぎ、少しでも増やすためにはどのような選択肢があるのか。

今回は資産運用の一つとして外貨投資の基本の基をご紹介いたします。

■外貨投資とは？

外貨投資とは円を外貨に換えて預金や投資することをいい、外貨預金、外国株式、外国投資信託、外国債券、FX（外国為替保証金取引）などさまざまな種類があります。

いずれの投資も、外貨に換えることで為替変動の影響を直接受けるという特徴があります。

例えば、1ドルが100円の時にドルを購入し、1ドルが110円になった時に売却すると10円の利益を得ることができます。このように通貨の価値が上がることで生じる利益を『為替差益』といいます。

逆に、1ドルが100円の時にドルを購入し、1ドルが90円になった時に売却すると10円の損失が発生します。このように通貨の価値が下がることで生じる損失を『為替差損』といいます。

外貨投資では円高で購入、円安で売却することが重要です。

■外貨投資を始める時の注意点

外貨投資を始めるにあたり、どの通貨にするか迷いますよね。真っ先に頭に浮かぶのは世界で1番使われている米ドルでしょう。しかしユーロや豪ドルをはじめとした先進国の通貨であれば、米ドルと同じく経済動向や社会情勢など、為替に影響する情報を掴みやすいので初心者にはおすすめです。また為替変動が比較的緩やかでリスクが低いとされています。

逆に新興国の通貨は情報が手に入りづらいという特徴があります。高金利を期待できる反面、為替変動が大きくリスクが高くなります。不慣れな内は手を出さないようにしましょう。

通貨を選ぶのと同様に、金利や為替手数料を比較することも大切です。為替手数料とは、円と外貨を換える際に掛かる手数料で、金融機関や取引の方法、条件により金額は異なります。一般的に、窓口や電話よりインターネットで取引すると為替手数料は安くなる場合がほとんどです。金利も為替手数料同様、金融機関等により異なるので、より高い金利、より低い為替手数料の外貨建て商品を見つけてみて下さい。

■おわりに

いかがでしたか？　外貨への投資と聞いて不安を感じるかもしれませんが、今は少額から始めることができるのでリスク分散の一つとしてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。